WSCOPEが資金調達 新株予約権で88億円想定
リチウムイオン電池向けのセパレーター(絶縁材)を手掛けるダブル・スコープは28日、行使価格修正条項付きの新株予約権を発行すると発表した。合計で88億円の調達を想定するが、金額は増減する可能性がある。車載用電池向けで設備投資を拡大しており、調達資金は生産ラインの新設や借入金の返済に充てる。
発行する新株予約権は第6回から第8回。当初の行使価格は第6回と第7回が925円、第8回が1100円だが、株価などに応じて調達額は変動する。割当先は第6回がSBI証券、第7回と第8回がマッコーリー・バンク。行使期間は2020年10月15日から22年10月14日まで。
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