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日鉄興和不動産、品川駅付近にスタートアップ育成施設

日鉄興和不動産は28日、JR品川駅の近くにスタートアップのインキュベーションオフィスを開業した。日米に拠点を置くベンチャーキャピタル、DNX Venturesとの共同事業で、創業から間もないシード期などの企業を支援する。リニア新幹線の始発駅となる品川に力を入れ、企業の成長を後押ししながら新たなビジネスを生み出していく構えだ。

品川インターシティ(東京・港)に「スプラウンド」を開いた。広さは約1400平方メートル。日鉄興和は「赤坂インターシティAIR」など大規模な複合施設や分譲マンションを手掛けてきたが、インキュベーション施設は今回が初めて。

同社はDNXが運営する3号ファンドへ7月に出資している。施設への入居企業はBtoB(企業向け)領域のスタートアップに設定し、DNX側も施設内に入居する。セミナーの開催などを通じて、事業成長に必要なノウハウを提供する。

主にシード期や事業を始めて間もないアーリー期の企業の入居を見込む。開業当初の入居企業は予定を含めて9社。日鉄興和などの事前審査を通過すれば相場よりも安い価格で利用できる。入居期間は2年程度に設定し、中期的に50~60社の利用を想定している。

日本への初進出となるユニコーン(企業価値が10億ドル以上の未上場企業)企業の米ノテルとも協業する。レイアウトを柔軟に変更できるフレキシブルワークスペースの提供を受け、新型コロナウイルス対策も意識しながら利用企業の需要に応じた働き方を提案する。

28日に開いた説明会で日鉄興和の今泉泰彦社長は「マンションやオフィスを造るハード面に加え、ソフト面も強化していく」と述べた。独自の技術を持つスタートアップが集積することは街の魅力を高めることにもつながる。同社は品川を重要エリアに位置づけており、今後も活性化に向けて力を注いでいく。

(原欣宏)

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