投信市場は活況か 過去10年のデータを検証
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少額投資非課税制度(NISA)の開始や確定拠出型年金の広がりなど、投資信託の市場に資金が流入しやすい環境が続いている。足元では世界的な株高を背景に好成績のファンドも目立つ。それでは本当に投信市場は活況だったのか。過去10年間をデータで検証してみた。
まず、全公募投信の過去10年間の純資産残高をみてみよう。2020年8月末の投信残高は126兆円と、過去最高を更新した。この10年間で残高は倍増だ。こう...
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