バリュー投資は生きている 「十字屋四代目」の挑戦
一目均衡 編集委員 川崎健
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株価指数に連動する低コストのパッシブ運用に押されっぱなしで、独自に銘柄を発掘・選別して投資するアクティブ運用から大量の資金流出がつづく。とりわけここ数年は世界で運用成績の悪化に歯止めがかからず、退場寸前まで追いつめられているのがバリュー(割安株)投資家だ。
伝統的に「バリュー優位」の構図がつづいてきた日本株も例外ではない。2017年半ばからグロース(成長株)への遅れがめだちはじめ、コロナ禍を境にそ...
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