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アルメニアとアゼルバイジャン、係争地で戦闘

【モスクワ=小川知世】旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンが帰属を巡って対立する係争地ナゴルノカラバフで27日、両国軍の戦闘が起きた。複数の死傷者が出たとみられ、両国が互いに相手側が攻撃を始めたと非難している。ロシアや欧米は双方に即時停戦を訴えた。

アルメニア国防省はアゼルバイジャン軍を攻撃する映像を公開した(27日、ナゴルノカラバフ)=AP

戦闘は27日朝に始まった。アルメニア当局は戒厳令を発令し、攻撃を仕掛けたアゼルバイジャン軍の戦車などを攻撃したと発表した。アゼルバイジャン当局も反撃を始めたと発表し、戒厳令の導入を決めた。双方が民間人を含む複数の死傷者が出たと主張している。

 アゼルバイジャン・ナゴルノカラバフ自治州、アルメニア

周辺国は天然資源が豊かなカスピ海周辺での緊張激化に懸念を強めている。アゼルバイジャンと関係が深いトルコは同国への支持を表明した。アルメニアに軍を駐留するロシアのラブロフ外相は27日、アルメニアとアゼルバイジャン、トルコの外相と相次いで電話協議し、停戦を求めた。欧州連合(EU)や米国も平和的な解決を訴えた。

ナゴルノカラバフはアゼルバイジャン西部に位置し、アルメニア系住民が独立を主張する。両国は帰属を巡る紛争でソ連末期から対立し、1994年の停戦合意後も衝突を繰り返してきた。7月には両国軍がナゴルノカラバフに近い国境地帯で交戦し、死者が出た。

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