値上げの秋 第三のビール「されど10円」巡り攻防

日経MJ
2020/9/29 2:00
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日本経済新聞 電子版
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NIKKEI MJ

「新ジャンル」(第3のビール)の増税前の駆け込み需要を見込む(都内のスーパー)

「新ジャンル」(第3のビール)の増税前の駆け込み需要を見込む(都内のスーパー)

100円台の割安感がコロナ下の節約志向をつかみ、売り上げ好調の第三のビール。10月から350ミリリットル換算で酒税が約10円上がり、スーパー各社は店頭価格に転嫁する。たかが10円、されど10円――。価格引き上げによる客離れは避けたいと、PBの価格を据え置くなど苦渋の値上げを巡る攻防が起きている。

23日夕、いなげや大泉学園店(埼玉県新座市)。酒類売り場では、第三のビールの24缶入りケースがうずたかく積まれていた。「値上げされると飲む本数も減りそう。まだ安いうちに買っておかないと」。40代男性は第三のビールのケースに関心を示していた。

10月1日、第三のビールの酒税は350ミリリットル缶で現在の28円から9円80銭引き上げられる。

「増税前!新ジャンル(第三のビール)は10月から酒税が上がります!」。「今がまとめ買いのチャンス!」。スーパーでは酒税改正を告知する店頭販促(POP)や、店内放送が流れている。第三のビールに食用油やカレールウなどのおまけを付けた販促…

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