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14歳玉井、異次元の演技で連覇 男子高飛び込み

連覇が決まると、玉井は張り詰めていた糸が切れたようにほほ笑んだ。「最高でした」。決勝は自己ベスト、それも2016年リオデジャネイロ五輪銅メダル相当の高得点。国内大会と国際大会の得点を単純比較はできないが、6本の演技は14歳らしからぬ、洗練された異次元の内容だった。

男子高飛び込み決勝で1位になった玉井陸斗の6回目の演技=代表撮影

「今回は代表権がかからない大会なので」と最高難度の構成で挑み、全て80点以上の高得点を引き出した。最も難しい3本目の「前宙返り4回転半抱え型」では全国大会で初めて審判1人から10点満点の評価。「めっちゃうれしかった。きょうの演技は90~95点の出来」と声を弾ませた。

コロナ禍で国内外の大会が立ち消えたことから、週1回、トライアル形式の練習を取り入れたことが功を奏したという。「試合を想定してトレーニングを続けることで精神的に強くなった」と馬淵崇英コーチ。この日は苦手の後ろ回りの演技を予選では失敗したが、決勝で修正してみせた。

高飛び込みは東京五輪出場を目指す本命種目でもある。「目指すのは550点。世界のメダルを目標にしないと」。日本飛び込み界の悲願を、玉井は手元にたぐり寄せつつある。

(堀部遥)

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