豚熱で1120頭殺処分 群馬県高崎市の養豚場

2020/9/27 17:27 (2020/9/27 20:23更新)
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群馬県高崎市の養豚場で27日までに豚熱(CSF)の感染が確認され、同県は同日、飼育している豚約5390頭のうち、1120頭を殺処分したと発表した。県によると、約1週間で全頭の殺処分と埋却、養豚場の消毒が完了する見通し。

豚熱が発生した養豚場で、消毒作業の準備をする群馬県の職員ら(27日午前、高崎市)=共同

県は27日の対策本部会議で、豚熱の感染拡大を防ぐため、防疫体制と実施状況を確認。26日に63頭、27日に1057頭の殺処分を実施した。

27日は獣医師や自衛隊員ら200人以上が24時間体制で作業に当たった。養豚場付近の1カ所に消毒ポイントを4週間設置し、出入りする車や畜産関係車両を全て消毒する。

県によると、感染が確認されたのは3頭で、ワクチンは未接種だった。養豚場では接種は進めていたものの、3頭は生後約70日で、下痢などの症状があったために見送っていた。県では野生のイノシシ55頭で感染が確認されていたが、養豚場は初めて。野生イノシシから感染した可能性もあるとみている。豚熱は人には感染しない。

山本一太知事は「ここで感染を封じ込めることに全力を尽くす。風評被害が心配なので正確な情報発信をしたい」と記者団に述べた。〔共同〕

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