1カ月遅れのさんま祭り 不漁影響、宮城・閖上

東日本大震災10年へ
2020/9/27 16:37
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東日本大震災の津波で被災した宮城県名取市閖上地区の「ゆりあげ港朝市」で27日、炭火で焼いたサンマを振る舞う恒例の「さんま祭り」が開かれた。不漁の影響で1カ月遅れの開催だが、会場は香ばしい香りが漂い、多くの人でにぎわった。

ゆりあげ港朝市の「さんま祭り」で焼かれるサンマ(27日午前、宮城県名取市閖上地区)=共同

主催者のゆりあげ港朝市協同組合は北海道産の2千匹を準備。例年は来場者が自ら炭火台で焼いていたが、新型コロナウイルス対策のため炭火焼き体験は500匹に限り、残りはマスク姿のスタッフが焼いて提供した。

仙台市若林区の小学6年、関愛佳さん(12)は開始時間の午前6時の1時間前から列に並んだといい「朝早いけど、サンマが食べられるなら平気。脂が乗っていておいしい」と笑顔を見せた。

祭りは震災が起きた2011年にも開催され、今年で35回目。同組合の桜井広行代表理事(66)は「今年はまだサンマを食べていないと話す客も多かった。喜んでもらえてありがたい」と話した。〔共同〕

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