概算要求、7年連続100兆円超 2021年度予算

2020/9/26 18:51 (2020/9/27 17:08更新)
保存
共有
印刷
その他

12月に決定する予算案では過去最大を更新する可能性がある

12月に決定する予算案では過去最大を更新する可能性がある

政府の2021年度予算で各省庁の概算要求は、7年連続で一般会計の総額が100兆円を超える。国の借金の返済に充てる国債費と防衛費が20年度当初比で増額の要求となる。

今回は新型コロナウイルス対策の費用や社会保障費の自然増など、金額を示していない項目が多い。12月に決定する予算案では過去最大を更新する可能性がある。

財務省は30日に各省庁の概算要求を締め切る。7月に閣議報告した方針では、20年度と同額を基本とした上でコロナ対策などの経費は上限を設けずに要求を認めた。要求の総額は20年度当初予算の消費増税対策を除いた100.8兆円を上回る。財務省の査定を経て決定する予算案でも3年連続で100兆円を超える見通しだ。

省庁別で要求額が最大なのは厚生労働省の32.9兆円。20年度当初とほぼ同額で、予算編成の過程でさらに積み上がるとみられる。概算要求では高齢化に伴う社会保障費の自然増は見通しを示さず、不妊治療の助成拡充も具体的な金額を示さない「事項要求」とした。

国土交通省は1%増の5.9兆円を求める。防衛費は5.4兆円を超え、過去最大になる見通し。財務省が要求する国債費は25兆円を超える。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]