[社説]新たな五輪モデル築く簡素化と感染対策
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来年に延期された東京五輪・パラリンピックで、大会組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)が52項目にわたる運営の簡素化で合意した。
3000億円ともいわれる追加費用の削減と同時に、新型コロナウイルスの感染対策にもつなげることを狙ったものだ。さらなる簡素化が可能か検討を進め、とかく費用がかさむ五輪の新たな開催モデルを示す意気込みで取り組まねばならない。
合意した簡素化では、各国・地域のオリンピッ...
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