TikTok配信禁止の是非、米地裁が判断へ

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米中衝突
中国・台湾
2020/9/26 5:56
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動画投稿アプリ「TikTok」の配信禁止の是非は、米連邦地裁が判断する見通しに=ロイター

動画投稿アプリ「TikTok」の配信禁止の是非は、米連邦地裁が判断する見通しに=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対するトランプ米政権の配信禁止命令を巡り、米連邦地裁が27日までに命令の是非を判断する見通しとなった。アプリの運営会社は同日夜に発効する禁止命令を差し止めるよう裁判所に求めている。

トランプ米政権が25日、ティックトックを運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)による差し止め要請に反対する方針を表明した。連邦地裁は同日までに禁止を延期するか、命令の根拠を詳しく説明するよう政権に求めていた。政権の対応を受け、裁判所が判断することになった。

米商務省は米国内でのアプリの配信と更新を米東部時間27日午後11時59分(日本時間28日午後0時59分)に禁じる命令を出している。命令を撤回せず裁判所が差し止めなければ、米国内の利用者がアプリをダウンロードできなくなる。

裁判所が配信禁止を容認しても、政権側が自主的に期限を延ばす可能性は残る。政権の狙いはあくまでもティックトックの米事業見直しを巡る交渉を有利に進めることだからだ。当初は20日に禁じる予定だったが、交渉進展を理由に27日に延期していた。

交渉が決着するかはなお不透明だ。米IT(情報技術)大手オラクルと米ウォルマートは米国に設けるグローバル事業の統括会社に2割出資することで基本合意したが、トランプ大統領は中国側が支配権を握ることに難色を示している。

トランプ氏は安全保障上の懸念があるとしてアプリの配信禁止をちらつかせつつ、運営会社のバイトダンスに米企業への事業売却を迫っている。

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