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スコアで投信選び、「ひふみプラス」の評価は

2020/9/29 12:00
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将来のための資産形成にどんな投資信託を買うべきか迷っている人にとって、参考になるのが「QUICKファンドスコア」だ。長期保有に向くかどうかの視点から個別の投信をランク付けし、日本経済新聞電子版などで公開している。今回はレオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」について、スコアの内訳を詳しく見てみよう。

■多角的に評価、10段階で点数化

QUICKファンドスコアは、個別の投信を多角的に評価するのが特徴。各投信を(1)リスクの適正さ(2)運用成績の安定度(3)下げ相場での抵抗力(4)リターンに見合ったコスト(5)分配金の健全度――の5項目でそれぞれ評価し、10段階の「総合スコア」を算出している。点数が高いほど、分類が同じ投信の中で相対的に長期保有に向いていることを示す。

スコアの付与対象は設定後3年以上(インデックス型は設定後10年以上)が経過した投信。運用実績を積んだ投信が望ましいとの考えに基づき、設定からの経過年数が長いファンドほど評価が高くなる仕組みになっている。

■「ひふみプラス」が9、「ひふみ投信」は10

それでは、ネット証券や銀行などで販売されている「ひふみプラス」を例に取ってみていこう(図表参照)。同ファンドは海外株式を一部に組み入れているが、投資資産の大部分は国内株式。QUICKによる投信分類では「国内株式型」に属する。8月末時点の純資産総額(残高)は4866億円と、国内株式型で最大規模を誇る。同時点の総合スコアは9と、国内株式型の中で相対的に高評価だった。

スコア算出の基となる5項目の評価は全て平均を上回った。特に評価の高さが目立ったのは「下値抵抗力」と「リターン」、「分配金健全度」の3項目。コロナショックでも下落率が比較的小さかったことや、これまでの好調な運用成績、2012年5月の設定から一度も分配金を払い出さずに運用を続けている点がスコアを押し上げた。

一方、レオス・キャピタルワークスが直接販売する「ひふみ投信」の総合スコアは最高評価の10。投資先のマザーファンドは同じだが、運用実績が長いこちらのほうが高いスコアになった。「ひふみプラス」もこのまま実績を積み重ねれば、評価がさらに高まる可能性がある。

■ファンド探しに便利な検索機能も

「ひふみプラス」以外の投信のQUICKファンドスコアも、日本経済新聞電子版のマーケット欄にある投資信託コーナーで確認できる。スコアの高いファンドを見つけたい場合は、投資信託サーチのシンプル版を使うと便利だ。

例えばQUICK投信分類(大分類)で「国内株式」を選択し、その下にある「QUICKファンドスコア9以上」にチェックを入れて検索ボタンを押せば、該当するファンドが一覧表示される。右上の窓で項目を選べば、純資産総額の大きい順、コストの安い順などに表示を変えることもできる。こうした機能をうまく使って、長期投資に向く投信選びの参考にしたい。

(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)

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