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HIS、上場来初の最終赤字318億円、20年10月期

企業決算
2020/9/25 20:30
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旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は25日、2020年10月期の連結最終損益が318億円の赤字(前期は122億円の黒字)になりそうだと発表した。これまで未定としていた。02年の上場以来、最終赤字は初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で、ホテルなども含めた幅広い観光関連事業の採算が悪化しており、財務基盤拡充に向けた検討を進める。

HISは業績予想や配当を未定としていた。売上高は前期比ほぼ半減の4240億円、営業損益は367億円の赤字(前期は175億円の黒字)を見込む。前期に1株当たり33円を実施した配当は見送る。コロナ禍による臨時休業で特別損失を計上。テーマパーク子会社のハウステンボスやホテルなど大半の事業が赤字となる見通し。

足元では政府による「Go To キャンペーン」で国内旅行の予約は持ち直しつつあるが、前年実績を上回る予約があったのは今のところ10月分のみで、今期の業績を押し上げる効果はあまりないとしている。

決算短信には345億円の協調融資などについて、財務制限条項(コベナンツ)に抵触するリスクが記載された。赤字で純資産が損なわれるなどのためで、同日のオンライン会見でHISは「(20年10月期末で)コベナンツに該当することは濃厚」と述べた。

今後の対応策として「金融機関と条件の更改に向けて交渉している」と説明する一方、劣後ローンなどの活用も検討するとした。

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