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鶏卵卸値1割高 前月比、連休などで消費活発に

2020/9/25 18:55
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低迷していた鶏卵卸値が徐々に上向いてきた。指標となるJA全農たまご(東京・新宿)の取引価格(東京地区・Mサイズ)は現在1キロ160円。前月末に比べて約1割値上がりした。9月の連休で外食・内食ともに消費が伸びた。秋の「月見商戦」で卵を使った外食メニューが増えたことも値上がりの一因となった。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言以降、外食やお土産菓子などに幅広く使われる鶏卵需要が蒸発した。卸値も8月は単月で13年ぶりの安値となった。

9月に入ると、外食需要が徐々に戻り始めた。「月見商戦」でハンバーガーチェーンや牛丼チェーンが卵を使ったメニューを展開している。連休で人の動きも活発になり「外食やスーパー向けの売れ行きも良かった」(大手鶏卵卸)という。

これまでの相場低迷で生産者が生産調整する動きもある。千葉県の養鶏家は「この相場では卵を作ったら作った分だけ赤字になる。売れない分、羽数を減らしていくしかない」と明かす。

卸値は上昇したが、前年同期と比べると依然として2割安い。鶏卵卸の担当者は「今後も新型コロナの感染動向次第で年末にかけて荷余り感が出る恐れがある」と話す。

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