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大学で対面授業がそろり再開 同志社大や立命館大

教室の定員を従来の3割程度に抑え、対面授業を再開した(24日、京都市の同志社大学新町キャンパス)

新型コロナウイルスの感染拡大で実施できなくなっていた対面授業が復活し、大学に学生の姿が戻ってきた。学生の街、京都では、同志社大学で24日に後期授業がスタート。全体の7割を対面または対面とオンラインの併用で実施する。28日から後期が始まる立命館大学もほぼ半数で対面形式を取り入れる。各大学は学生の密集を避ける工夫を徹底し、感染拡大の防止と教育活動の両立に知恵を絞っている。

対面授業の実施に向けて、同志社大は教室の定員を従来の3割程度に抑制。実習やゼミ、語学などに加え、教室の変更で対応できる履修人数100人未満の授業などは対面で実施する。一方、履修人数の多い授業はオンラインを継続し、キャンパスを訪れる学生を従来の5割程度に抑えることで密集を回避する。

対面授業の再開にあたり、教室の扉に張り出された運用基準(24日、京都市の同志社大学新町キャンパス)

立命館大は当面、各キャンパスごとに入構する学生数を従来の3割程度にする。授業は対面、対面とオンラインの併用、オンラインのみの3方式で行う。対面授業に出席できない学生への配慮として、約600ある全教室にはオンライン授業カメラとスピーカーを設置。授業を録画、編集、ストリーミング配信する仕組みも導入する。

21日から後期に入った京都産業大学はすべての授業のオンライン配信を続けながら、段階的に対面授業の割合を高めていく。当初はキャンパスに入る学生を1日3000人と従来の3割に抑制。新型コロナの感染状況などを踏まえ、3週間ごとに見直す方針だ。

龍谷大学は「週2、3回は通学する」ことを目安に学部ごとに調整し、23日の後期開始からほぼぼ半数の授業を対面方式とした。一方、基礎疾患を持つなど対面授業への出席が難しい学生向けにオンライン配信も行う。

京都大学も10月1日の後期開始に合わせ、実習やゼミなどでは対面授業を実施する予定。詳細は現在、学部ごとに詰めているという。

立命館大学は全教室にカメラなどオンライン授業用の機器を設置した(24日、京都市の立命館大学衣笠キャンパス)

学生が構内に戻ることを受け、独自の感染防止対策を打ち出す大学は多い。京産大はキャンパスに入る学生の導線を一本化。体温を測り、消毒を促すゲートを新設した。龍谷大は滋賀県の瀬田キャンパスに通う学生向けに従来のJR瀬田駅発着に加え、JR大津駅発着のスクールバスの運行を始めている。

(池光靖弘)

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