光ファイバーで摩耗検知 東海道新幹線に新システム

2020/9/25 19:30
保存
共有
印刷
その他

JR東海は24日、東海道新幹線に電力を供給する「トロリ線」の内部に光ファイバーを埋め込み、パンタグラフによる摩耗を検知する新しいシステムを2021年2月ごろから導入すると発表した。摩耗が一定程度進むと即座に検知し、問題のある箇所を細かく特定してすぐに交換可能になるとしている。

JR東海によると、新システムは30年度末までに、上下線全線計1100キロで導入する予定。費用は約88億円の見通し。

トロリ線は現在、内部に埋め込んだ金属線に電流を流して状態を診断し、金属線が断線していると警報が出る。ただ、終電後の1日1回しか診断できず、劣化した部分の特定に手間が掛かっていた。

新システムはトロリ線内部の光ファイバーに光信号を流す仕組みで、警報は指令所に直接届く。いつでも異常を監視でき、発生箇所も特定しやすくなる。

JR東海の担当者は「20年前から構想を始め、耐久性の試験などを続けてきた。安全性の向上に役立つ」とアピールしている。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]