現代自、LGと車内用家電で協業 テレビや冷蔵庫など

アジアBiz
2020/9/25 14:06
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【ソウル=細川幸太郎】韓国の現代自動車は電気自動車(EV)など車内向けの家電製品でLG電子と協業する。天井部分や壁面に搭載する有機ELテレビのほか冷蔵庫やコーヒーメーカーといった車内空間を快適にする家電を両社で開発する。走行性能だけでなく乗車時の快適性が重視されるなか、現代自は協業を通して車の付加価値を高める。

天井部分にLG製の有機ELパネルを搭載するなど、車内空間の快適性を高める(コンセプトカーの内装)

現代自がLGと協業した次世代コンセプトカー「アイオニック・コンセプトキャビン」を公開した。天井には湾曲した有機ELパネルを搭載し、座席の下に小型の冷蔵庫を設置した。空気清浄機や高音質スピーカーもLG製品を車載向けに改良して室内の快適性を高めたという。

LG電子は現代自に電子部品などを供給するサプライヤーの一社。今回は車載向け専用家電を両社で試作した。現代自とLG電子という韓国を代表する大手企業が協業を発表するのは初めて。

自動運転技術の普及や電動化といった転換期を迎えた自動車産業で、現代自もEVのラインアップ拡充を進めている。EVはガソリン車に比べて車内空間が広くなるため、単純な移動手段にとどまらない活用方法が可能となる。

現代自はLGとともに家電を車載用に改良して、顧客の要望に応じて車内をカスタマイズできるサービスを準備する。こうした取り組みで、世界の同業大手のEVなどとの差異化を図る考えだ。

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