パレスチナ選挙実施で一致 孤立回避へファタハとハマス

中東・アフリカ
2020/9/25 1:36 (2020/9/25 2:13更新)
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【カイロ=久門武史】パレスチナで対立してきた自治政府の主流派ファタハとイスラム原理主義組織ハマスは24日、自治政府議長選と評議会選を実施することで一致したと表明した。イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)などの国交正常化で孤立感が深まるなか、パレスチナの分裂解消を探る狙いだ。

ファタハとハマスは同日までトルコの最大都市イスタンブールで協議し、ロイター通信によるとハマス側は「原則として選挙を6カ月以内に実施することで合意した」と述べた。実施方法など細部の詰めはこれからで、擦り合わせが難航する可能性もある。

イスラエルが15日にUAE、バーレーンと国交正常化合意に署名し、パレスチナ問題を置き去りにする形でイスラエルを承認する動きがアラブ諸国に相次いでいる。ファタハとハマスには、パレスチナの分断を解消することで悲願の国家樹立を国際世論に訴える狙いがあるとみられる。

パレスチナの評議会はファタハとハマスの対立で実質的に機能せず、2006年を最後に選挙が実施されていない。

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