三菱系と日立系、リース会社なぜ合併?

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2020/9/25 7:00
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2020年9月25日の日本経済新聞朝刊1面に「リース 再編の機運」という記事がありました。総資産の規模で業界3位の三菱UFJリースと6位の日立キャピタルは2021年4月に合併すると発表しました。16年から資本提携を結んでいた両社ですが、なぜこのタイミングで合併するのでしょうか。

両社は16年に提携してから、経営統合に向けて話を進めてきました。日立キャピタルの社長は「片方で競争しながら協業するのは限界があった」と言います。合併で規模を拡大し、シナジーを生みます。新会社の総資産は約10兆円になり、業界2位に浮上します。

リース業界は産業機械や不動産などの資産を持ち、それを顧客企業に貸し出して料金を受け取るビジネスです。長引く低金利でリース料が低迷し、新型コロナウイルスの広がりで事業環境が急変したことが、両社の合併を後押ししました。これを機に業界再編の機運が高まる可能性もあります。

リース大手が合併すると聞いても、イメージしにくい方が多いかもしれません。リースは会社で使うパソコンやコピー機など身近なところでも活用されています。巡り巡って自分の日常生活にはどんな影響が出るのか、想像してみるのも楽しいと思います。

【詳しく知りたい人へ】
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20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は9月25日の朝刊1面を読んでみてください。

この記事をまとめた人:大崩貴之
2018年入社。企業取材をする部署で主に医薬品業界を担当。まとめて貸したマンガが1冊だけ抜けて返ってきても、強く追及できないタイプ。
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