神戸大と大阪工業大、大学発の起業支援で連携

2020/9/24 18:53
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記者会見する神戸大の小田啓二副学長(左)と大阪工業大の岡山敏哉副学長(24日、大阪市)

記者会見する神戸大の小田啓二副学長(左)と大阪工業大の岡山敏哉副学長(24日、大阪市)

神戸大学と大阪工業大学は24日、大学発のスタートアップの起業支援で連携すると発表した。両大学の研究者らの研究開発や技術の中からビジネスとして有望な案件を共同で見つけ出し、知的財産戦略やビジネスモデルの策定などで支援して起業につなげる。

科学技術振興機構から2024年度までの5年間で両校合わせて年1億円弱の支援を受け、このうち年3000万円でファンドを運用して研究者らを支援する。起業の候補として5年間で60件の研究開発案件に支援する予定だ。

神戸大は先端的な基礎研究分野を得意とし、経営や経済など文系学部にも強みを持つ。大阪工業大は大阪商工会議所など産業界との関係が深く、全国で唯一という知的財産学部もある。両校の得意分野を持ち寄ることで、有望な技術の発掘や起業の支援などが一層円滑になると判断した。

神戸大は22年度にも独自の大学発スタートアップの支援ファンドを設立する方針。起業の際や起業後の事業運営の資金需要を支援するのが狙いで、神戸大発だけでなく、大阪工業大など他大学発の新興企業も支援する方針。

神戸大発スタートアップの実績は現在28社で、今後毎年3~10件のペースで起業を実現させたいとしている。大阪工業大発のスタートアップは現在4社で、今後10年で20社の起業を実現させたいという。

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