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川崎重工業、省エネのCO2回収装置 関電火力で実証

川重は関電の舞鶴発電所でCO2の省エネ型回収装置を試験する(装置の建設予定地)

川崎重工業は24日、関西電力と省エネルギー型の二酸化炭素(CO2)回収設備の実証試験で合意したと発表した。関電の舞鶴発電所(京都府舞鶴市)で2022年度から24年度までの間に実施する。CO2を多く排出する石炭火力発電は環境配慮の観点からゼネラル・エレクトリック(GE)など大手が新設撤退を表明するなど逆風が吹くが、既存設備の改造で低炭素化の実現を訴える。

これまで研究レベルだったが実証実験段階に踏み込む。排ガスからCO2を分離・回収する装置を川崎重工が設計、建設する。設備に使う吸収剤には、すでに商用化されている液体式よりも4割省エネとなる固体式を採用する。固体吸収剤での石炭火力発電所での試験は国内初だ。25年度から営業活動を始める。

同試験は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に採択されたプロジェクトとして実施する。地球環境産業技術研究機構(RITE)が吸収剤を開発し、関電の発電所を活用する。石炭火力発電だけではなくセメントプラントやガスエンジンなどにも適用できるという。

世界の産業用のCO2の回収装置の市場規模は産業用で620億円、発電用で275億円程度とされ、川崎重工は省エネ性能を打ち出して受注を目指す。

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