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米アカデミー映画博物館で21年春から「宮崎駿展」

「風の谷のナウシカ」(1984年)のイメージボード(C)1984 Studio Ghibli・H

2021年春、米ロサンゼルスに「アカデミー映画博物館」がオープンし、開館記念として宮崎駿監督の創作活動を振り返る「宮崎駿展」を開催する。「千と千尋の神隠し」(2001年)や、「となりのトトロ」(1988年)など宮崎監督のアニメーション映画は米国でも人気、評価ともに高いが、回顧展は北米初となる。

映画博物館はアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーが、映画の芸術・科学に特化した施設として設立。展示スペースや劇場、教育スタジオなどを持ち、映画の世界観を紹介したり、実験や教育的な側面から映画を体験したりすることができるという。21年4月30日(日本時間5月1日)に開館し、「宮崎駿展」は同日から22年1月末まで開かれる。

「となりのトトロ」(1988年)のイメージボード(C)1988 Studio Ghibli

宮崎監督がアニメーターとして参加したテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(74年)や初監督した「ルパン三世 カリオストロの城」(79年)などの作品から、「風立ちぬ」(13年)までを網羅する。イメージボードやキャラクターデザイン、絵コンテ、背景画など300点以上を展示。「となりのトトロ」に登場する4歳のメイの後を追うように「ツリートンネル」をくぐって入場し、初期の重要作品「風の谷のナウシカ」(84年)を紹介するほか、キャラクターの創造、飛行するシーンの多い宮崎監督の美術設定などの切り口でキャリアを振り返る。

回顧展のキュレーター、ジェシカ・ニーベル氏は宮崎監督について「人生の曖昧さや複雑さの中で、私たちがどのように人生を捉えているのかを感じ取ることができる際だった能力がある」といい、博物館のビル・クレイマー館長は「国際的なレジェンドであり、卓越したキャリアをたたえることは、私たちの門戸を開くにふさわしい」とコメントしている。

(関原のり子)

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