Xbox廉価版、発売前に「値下げ」 2万9980円に

日本マイクロソフトは24日、11月に発売する新型「Xbox」のダウンロード専用機「シリーズS」の国内価格を、税抜き2万9980円に下げると発表した。従来は3万2980円としていた。発売前に価格を見直すのは異例だ。
日本MSはシリーズSの価格を引き下げる理由について「コメントできない」と述べた。一般論として「市場の反応などを見て価格を見直すことはある」としている。
シリーズSはクラウドゲームでの利用を念頭に光学ドライブを省くなどし、低価格を実現した。同時発売の上位機「シリーズX」より小型で、日本市場で受け入れられやすい可能性もある。
ソニーも年末商戦に向けた新製品の発売を控える。日本MSは25日の予約受け付けが始まる前に戦略機種を値下げすることで、販売に弾みをつける狙いとみられる。