現代自動車、ベトナムに新工場 年産能力17万台に

アジアBiz
2020/9/24 17:30
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【ハノイ=大西智也】韓国の現代自動車はベトナムでの年産能力を現在の2.4倍の17万台に拡充する。北部のニンビン省で第2工場の建設を始めた。投資額は3兆2千億ドン(約140億円)。2022年から段階的に新工場を稼働させる。25年にはすべての設備が稼働し、乗用車の生産規模はベトナム最大級になる見通しだ。

現代自動車はベトナム事業を拡大する(写真はイメージ図)=タインコン・グループ提供

現代自動車は09年にベトナムに進出した。ベトナムの複合企業大手、タインコン・グループとの合弁会社が、部品を国外から輸入して組み立てるノックダウン方式で生産している。

20年1~6月の販売台数は約2万5000台だった。韓国メディアによるとトヨタ自動車を上回り、ブランド別新車販売台数で初めてベトナム首位になった。

ベトナム自動車工業会(VAMA)などによると、ベトナムの自動車販売は19年に40万台超と過去最高を更新した。所得水準の向上などを背景に今後も需要は拡大する見通しだ。ベトナム政府は自動車部品の輸入税の撤廃などの優遇策を導入し、国内外の自動車メーカーに国内生産を促している。

トヨタやホンダなどの日系各社はベトナムで組み立てる自動車の割合を増やしている。ベトナム複合企業最大手のビングループは19年6月に同国初の国産ブランド車を生産する工場を開設し、電気自動車(EV)の生産を計画している。

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