電動キックボード、西新宿で公道走行実験 Luupなど
東京・西新宿地区の企業などでつくる新宿副都心エリア環境改善委員会とLuup(ループ、東京・渋谷)は、同地区で電動キックボード(キックスケーター)の公道走行の実証実験を始める。10月下旬から半年間実施する。参加者にキックボードを貸し出し、利便性や安全面での課題などを確かめる。

実験は同地区内で30~50台規模で実施する。参加者は募集中で、運転免許証が必要となる。実験で使う機種の最高時速は20キロで、ナンバープレートやバックミラーがついている。同社は千代田区や渋谷区でも同様の実験をする。
電動キックボードは日本の道路交通規制で原動機付き自転車として扱われる。今回の実験では規制の特例措置を求める「新事業特例制度」を利用し、本来は通行できない自転車レーンでの走行もできるようにする。キックボードを貸し出すLuupの岡井大輝社長は「エリア内の回遊性を高めたい」と話した。
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