富士ゼロックス、製品の安全格付けで最高評価

2020/9/24 16:37
保存
共有
印刷
その他

富士ゼロックスは24日、自社の複合機やプリンターが米国のセキュリティー基準に準拠した格付けで最高評価の「トリプルA」を獲得したと発表した。同基準での最高格付けは日本で初めてという。政府や企業はセキュリティーを重視する動きを強めており、富士ゼロックスは高い安全性を訴え、販売拡大を目指す。

情報セキュリティー格付け会社のアイ・エス・レーティング(東京・中央)が「NIST SP800-171」と呼ばれる基準に基づき評価した。米国防総省は取引企業に対し、同基準への対応の義務化を進めている。

富士ゼロックスはパスワードの設定を厳しくしたり、管理者の権限を一定の範囲に狭めたりした。起動時に複合機のプログラムが改ざんされていないかをチェックする機能を追加。保守員の教育も強化し、最高評価を獲得した。

日本でも政府がNISTの基準をもとに防衛産業の調達ルールを作る動きがある。サイバー攻撃が相次いでいることを受け、防衛産業だけでなく、幅広い業種でNISTの基準への対応が広く求められる可能性がある。富士ゼロックスは基準にいち早く対応し、販売拡大につなげる。

日本経済新聞社はアイ・エス・レーティングに出資している。(花田幸典)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]