8月百貨店売上高2割減 帰省自粛など響く

2020/9/24 17:00
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日本百貨店協会(東京・中央)がまとめた8月の全国百貨店売上高は既存店ベースで前年同月比22.0%減となり、11カ月連続のマイナスだった。新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、消費者が帰省や旅行を自粛したことが影響した。9月は16日時点で35%減で推移している。

例年客数が多いお盆期間に消費者が外出を控えたことが影響し、7月(20.3%減)から悪化した。既存店売上高が前年同月を下回るのは11カ月連続となる。

閉鎖した店舗の影響を調整する前の全体の総売上高は23.1%減の3231億円だった。品目別では化粧品が37.9%減、衣料品が23.2%減と落ち込んだ。全ての品目が前年より落ち込んだが、生鮮食品は5.6%減と健闘した。

訪日客による免税売上高は86.1%減の35億円で、7カ月連続のマイナスとなった。政府が海外からの渡航制限を継続していることが響いた。

2019年9月は消費増税前の駆け込み消費が活発で、売上高(既存店ベース)は前年同月比2割増と好調だった。今年9月は1~16日の期間で「前年同期比で約35%減で推移」(日本百貨店協会)しており、落ち込み幅が8月よりも大きくなりそうだ。「店舗での物産展やイベントを再開する動きもあり、業績改善に期待したい」(同)という。

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