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8月のノートPC17%増 教育現場向け出荷拡大

電子情報技術産業協会(JEITA)は24日、8月のノートパソコンの国内出荷台数が前年同月比17.6%増の79万2千台になったと発表した。前年実績を上回ったのは6月以来、2カ月ぶり。教育現場向けの低価格な製品の出荷が拡大した。

8月のノートパソコンの出荷台数は2カ月ぶりに前年実績を超えた

8月のパソコン全体の出荷台数は前年同月比0.4%減の88万6千台になり、4カ月連続で前年実績を下回った。特にデスクトップ型が同56.5%減の9万4千台に落ち込んだ。

1月に米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」のサポートが終了したことを受け、昨年は法人向けを中心に買い替え需要が起きた。買い替え特需による反動減の影響が大きかったようだ。

ノートパソコンの出荷台数は2カ月ぶりにプラスとなったが、出荷額は同11.4%減と前年を下回っており、低価格な製品の出荷が増えたことが影響しているとみられる。

背景には政府がすべての小中学生にIT(情報技術)端末を配備する「GIGAスクール構想」関連の出荷が伸びたことがある。政府は自治体が端末を購入する際に1台4万5千円を補助する方針で、自治体には低価格な端末の配備が求められている。

調査会社MM総研(東京・港)の中村成希執行役員は「教育向けの低価格なモバイルパソコンの出荷が伸びている」と分析。今後もこうした傾向は続く見込みだ。(河端里咲)

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