TikTok、中国政府に申請提出 オラクルとの提携案巡り

米中衝突
中国・台湾
2020/9/24 10:35
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ティックトックと米オラクルは提携案の交渉を続けている=ロイター

ティックトックと米オラクルは提携案の交渉を続けている=ロイター

【上海=松田直樹】中国発の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)は24日「中国輸出禁止・輸出制限技術リスト」に関する申請を北京市商務局に提出したと発表した。米オラクルなどと交渉している提携案の認可を当局に求めたとみられ、今後は中国政府の判断が焦点となる。

中国政府は8月末に「中国輸出禁止・輸出制限技術リスト」の改訂を発表し、アルゴリズムの禁輸を示唆する項目を新たに加えた。バイトダンスの持つアルゴリズムなどの技術が念頭にあるとみられ、提携案の最終的な合意には中国政府の承認が必要とされている。

バイトダンスはティックトックの国際事業を分離し、オラクルや米ウォルマートと米国に新会社「ティックトックグローバル」を設立する案で基本合意している。新会社の株式の8割はバイトダンスが握り、オラクルとウォルマートが計2割出資する方向で調整を進めている。

米政府は今月27日に米国内でのティックトックのアプリの配信を停止するとしている。実質的な交渉期限となる27日を前に、中国側が提携案についてどのような判断を下すかが焦点となる。仮に承認が得られなければ、ティックトックの米国事業の先行きは再び不透明となる。

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