9月28日~10月2日の新規設定ファンド
来週(9月28日~10月2日)に予定されている国内公募投資信託の新規設定は12本。ティー・ロウ・プライス・ジャパンは9月28日に「ティー・ロウ・プライス グローバル・テクノロジー株式ファンド」のAコース(為替ヘッジあり)とBコース(為替ヘッジなし)の2本を設定する。情報技術の開発や活用により高い成長性が見込めると判断した世界のテクノロジー関連企業の株式に厳選投資する。販売会社は野村証券1社。
9月29日にカレラアセットマネジメントが設定する「カレラインフラ・ファンド」は、主に国内に上場するインフラファンドや不動産投資信託(REIT)に投資する。インフラファンドは投資家から資金を集め、太陽光発電施設や空港、鉄道などのインフラ資産を取得し、そこから生じる収益などを投資家に分配する仕組み。国内では7銘柄が上場している(9月18日時点)。販売会社は安藤証券。
10月1日にニッセイアセットマネジメントが設定する2本の「ニッセイ 国内3資産 高値参照型 バランスファンド(愛称:かいましジャパン)」は、国内の株式、REIT、債券に投資する。株式とREITをそれぞれの下落局面で買い増し、上昇局面で戻り売りをすることで利益の積み上げを目指す。各資産の組み入れ比率が異なる「安定型」と「積極型」を設定する。
同日に設定する「ニッセイ日経225高値参照型アロケーションファンド(愛称:かいまし225)」も同じ運用方針で、国内の株式と債券で運用するタイプ。日経平均株価の値動きに応じて組み入れ比率を変更する。

(QUICK資産運用研究所 望月瑞希)