携帯見本市MWC、21年は6月開催 新型コロナで延期

2020/9/24 0:37
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【ロンドン=佐竹実】世界最大のモバイル関連見本市「MWC」の主催者は23日、次回は2021年6月に開催すると発表した。毎年2月にスペインのバルセロナで開く同イベントは20年、新型コロナウイルスの感染拡大で中止していた。来年は再開するが、欧州での感染が再拡大していることなども考慮して開催時期を遅らせる。

20年のMWCは新型コロナウイルスの感染拡大で中止となった(2月、スペイン・バルセロナ)=ロイター

21年のMWCの日程は6月28日から7月1日。2月から延期する代わりに、例年6月に中国・上海で開く「MWC上海」を2月23~25日の日程で開催する。MWCは商談の場でもあり、オンラインだけのイベントでは補完が難しい。開催地の経済への影響も大きく、対面開催を模索してきた。

通信関連の業界団体GSMA(ロンドン)が主催するMWCは、スマートフォンの新製品や次世代通信規格5Gの新技術などを展示し、例年約10万人が世界から集まる。今年は中止により、600億円規模の経済効果が失われたとされる。

延期やオンラインの移行が相次いだ見本市やイベントは、徐々に通常開催に戻ろうとしている。欧州最大の家電見本市IFAは9月、ドイツの首都ベルリンで規模を縮小して開催した。ただ欧州では感染が再び広がっており、被害状況や政府の規制次第ではイベントを開くことが難しくなる可能性もある。

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