プロ野球

DeNA上茶谷、今季初完封「腕パンパン」144球

2020/9/23 23:45
保存
共有
印刷
その他

九回、2死一、二塁のピンチにあらん限りの力で投じた144球目。ボーアのバットが空を切る。空振り三振で試合を終わらせるとDeNA・上茶谷は派手なガッツポーズを決めた。「(144球は)大学時代にも投げたことがない。(右腕が)パンパンですね、既に」と今季初完封の喜びに浸った。

阪神戦で完封勝利したDeNA・上茶谷=共同

阪神戦で完封勝利したDeNA・上茶谷=共同

140キロ台後半の直球がコーナーにびしっと決まった。この真っすぐにスライダーやカットボール、チェンジアップと多彩な球種を織り交ぜ、的を絞らせないのがこの右腕の真骨頂だ。とくにブルペンでよかったというチェンジアップと直球との緩急も効き、好調の1番近本と相手打線の中核である4番サンズをともに無安打に封じた。

今季、好投していても六、七回に降板することが多い上茶谷だが、この日はベンチも異論を挟めないオーラがあった。「終盤も148キロが出ていたし、スタミナも十分と感じた」(ラミレス監督)と、球数が120球を超えていた九回も迷わず続投を決めた。上茶谷は「球数が多かったので、九回も任せてもらえるとは思わなかった。行けと言われ、気持ちが入った」と意気に感じ、監督の期待に見事に応えた。

巨人の坂本やチームメートの打撃フォーム、投球フォームをそっくりにまねる芸で場を盛り上げるムードメーカー。多彩な変化球を操る投球術に加え、打席でも犠打を2度きっちりと決め、器用なのはモノマネだけではないと感じさせた。

「また一歩、上のレベルに足を踏み入れたと思う」とラミレス監督。昨季は新人で7勝を挙げたものの、今季はまだ2勝にとどまる24歳が殻を破るきっかけとなるか。

(田村城)

保存
共有
印刷
その他

プロ野球のコラム

ドラフト会議

関連キーワード

電子版トップスポーツトップ

プロ野球 一覧

5回ソフトバンク1死満塁、グラシアルが中前に適時打を放つ(22日、札幌ドーム)=共同

【ソフトバンク4―2日本ハム】ソフトバンクが15年ぶりの11連勝。二回に牧原の適時二塁打で先制し、五回は守備の乱れからグラシアルの適時打などで3点を追加した。ムーアは7回無失点で6勝目を挙げ、森が28 …続き (22日 21:41)

 阪神の生え抜きで通算104勝を挙げている能見篤史投手(41)が22日、来季の去就について球団と話し合ったことを明らかにし、球団を通じ「タイガースのユニホームを着て、皆さんの前でプレーするのは今季が最 …続き (22日 18:08)

 日本ハムの吉村浩ゼネラルマネジャー(GM)は22日、札幌ドームで取材に応じ、今季就任9年目の栗山英樹監督の去就について「現状は何も決まっていない。シーズンの全日程が終わるまでは何も決定しない」と強調 …続き (22日 16:12)

ハイライト・スポーツ

[PR]