日銀総裁、関西財界と懇談会 オンライン形式で

2020/9/23 19:52
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日銀の黒田東彦総裁は23日、関西の経済団体幹部とオンライン形式で懇談会を開いた。新型コロナウイルス禍の影響を踏まえた国内外や関西経済の動向について認識を共有。柔軟な資金繰り支援を経済団体側が求めたのに対し、黒田総裁は「必要があればちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」と応じた。

懇談会後の黒田総裁は記者会見で、関西経済が強みとしてきたIT(情報技術)関連やライフサイエンスの分野に言及し、「逆境をプラスに変えていく力も備えていると思う」と発言。テレワークの拡大やワクチンの開発などを念頭に、「コロナ禍で生じた新しい需要を取り込むことができる」と語った。

懇談会には関西経済連合会の松本正義会長や大阪商工会議所の尾崎裕会頭、関西経済同友会の深野弘行代表幹事らが参加した。企業の資金繰りや事業承継の支援のほか、社会全体で遅れが目立つデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みについても意見交換した。懇談会は例年、大阪市内で開催していた。

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