大手損保、脱石炭で足並み 東京海上やMS&ADが方針
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損害保険の大手各社が「脱石炭」で足並みをそろえる。SOMPOホールディングス(HD)は23日、新規建設する石炭火力発電所の保険の引き受けを原則として停止すると正式に発表した。他の大手も近く同様の方針を打ち出す。一方、取引先への配慮で例外規定を設けているほか、政府のエネルギー政策も考慮する必要があり、難しい判断を迫られそうだ。
SOMPOHDは23日、傘下の損害保険ジャパンが「日本国内の石炭火力発電所の新規建設への保険引き受...
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