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ワイヤレス給電、実用化へ前進 ノーベル賞の天野・名大教授ら

ノーベル物理学賞を受賞した天野浩・名古屋大学教授らはマイクロ波を飛ばして離れた場所の電子機器を充電する「ワイヤレス給電」に使うアンテナの性能を高める技術を開発した。アンテナが受け取る電力が3倍になった。電力の変換ロスも大幅に抑えた。実用化へ大きな前進となる。

天野浩教授らはワイヤレス給電のアンテナの性能を向上する技術を開発した

すべてのモノがインターネットにつながるIoTを実現するため、工場などに設置するセンサーはますます増える。センサーへの電力供給が問題となるなか、電極を数センチメートルほど離しても充電ができる「電界結合方式」などとは違い、マイクロ波を使って10メートル以上先に電気を送る方法に期待が集まる。

天野教授はノーベル賞の授賞理由となった青色発光ダイオード(LED)に使う窒化ガリウムを整流ダイオードに応用した。

ダイオードの構造を工夫し、遠くから飛んできたマイクロ波を効率よく電気に変え、機器で使える電力を3倍にすることに成功した。

18年に名大が設置した窒化ガリウムをテーマにした研究室で開発し「2年という短い期間で達成できた」(天野教授)という。

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