感染拡大、世界で再規制 フランスは集会制限
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【パリ=白石透冴】新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、世界で営業規制など対策を再強化する動きが広がっている。フランスは23日、パリでの集会の制限などを発表した。英国は22日に飲食店の深夜営業を認めないと発表している。経済への打撃が大きい都市封鎖(ロックダウン)は避けるが、日本と違い世界では罰金を科してマスク着用や外出制限を守らせる例が主流だ。
規制再強化が目立つのは欧州だ。6月ごろに感染者数が大きく減ったが、夏休みによる人の移動の活発化などで9月に入り増加に転じている。欧州が重視する指標である「2週間で人口10万人当たり何人が感染したか」は、欧州全体で9月中旬には75人に達した。7月には12人だった。
規制再強化の代表例が新規感染者数が1日約1万人に達するフランスだ。仏政府は23日、パリなどを対象に集会の制限、スポーツジムの閉鎖

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