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8月の白物家電出荷額2.8%減、巣ごもり需要が一服

日本電機工業会(JEMA)は23日、ルームエアコンや冷蔵庫など8月の白物家電の国内出荷額が前年同月比2.8%減の2118億円だったと発表した。前年実績を下回るのは5月以来、3カ月ぶり。昨年10月の消費増税前の駆け込み需要からの反動減が大きかった。新型コロナウイルスに伴う巣ごもり需要も落ち着きつつあるようだ。

8月のルームエアコンの国内出荷額は3カ月ぶりに前年実績を下回った

出荷額の大きいルームエアコンも前年同月比3.8%減の737億円で3カ月ぶりに前年割れとなった。梅雨明けの猛暑で販売は好調だったが、8月単月として過去最高の出荷数量を記録した昨年の8月は下回った。

その他の大型製品をみると冷蔵庫が前年比0.4%増の432億円と微増になった一方で、洗濯機は7.8%減の303億円と4カ月ぶりに前年実績を下回った。

新型コロナの影響で消費者が自宅を清潔に保ちたいという風潮は根強く、空気清浄機の出荷額は前年同月の約2.5倍に達した。加湿器も25.9%の大幅増となった。

巣ごもり需要は調理家電の一部にも及んだ。電子レンジの出荷額は前年同月を15.6%上回り、トースターは29.7%増、ホットプレートは78.3%の大幅増となっている。ただし調理家電の単価は低く、家電出荷全体を押し上げるほどの勢いはないのが実態だ。

(河端里咲)

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