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中国のCO2排出、60年までに実質ゼロへ 習主席表明

国連総会で演説

【北京=羽田野主】中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は22日、2060年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする目標を表明した。「世界経済の『緑の復興』を後押しする」と述べた。環境問題に強い関心を持つ欧州などに秋波を送った形だ。

習氏は国連総会の一般討論演説で収録映像を通じて目標を説明した。「CO2の排出量が30年までにピークを迎え、60年より前に実質ゼロを実現するよう努力する」と主張。具体策には触れず「中国の貢献度を高め、さらに有力な政策と措置をとる」と指摘した。

習氏は地球温暖化防止のための国際枠組み「パリ協定」に触れて「各国は決定的な一歩を踏み出さなくてはいけない」と力説した。

世界では新型コロナウイルス対策で活動制限が広がり、20年の温暖化ガス排出量は前年比8%減程度になるとの見方がでている。それでもパリ協定の目標を達成するには20年並みの削減を10年間続ける必要がある。

米国は新型コロナの感染拡大を抑えられなかった中国を非難。欧州は香港への対応も巡り、中国と距離を置く構えだ。習氏は環境問題への取り組みを強調することで、中国が地球規模の問題解決に対処する姿勢を示す狙いだとみられる。

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