アルゼンチン、4~6月期GDPは19.1%減

2020/9/23 5:22 (2020/9/23 7:09更新)
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【サンパウロ=外山尚之】アルゼンチン国家統計局(INDEC)は22日、4~6月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比で19.1%減だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために厳しい外出制限を課したことでサービス業が打撃を受けた。

有力紙ナシオン(電子版)は「(同国の)歴史上、最大の下落」と伝えている。前期比では16.2%減だった。アルゼンチン経済は既に1~3月期の時点で景気後退入りしており、マイナス成長は3四半期連続。

アルゼンチン政府は新型コロナの感染が深刻化する前の3月の段階で国境封鎖や外出禁止令などの措置を実施し、長期間にわたり経済活動を停止していた。そのため、ホテルや飲食店などのサービス業が前年同期比で73.4%減と、大幅に落ち込んだ。建設も同52.1%減と打撃を受けた。

社会隔離政策で経済的に大きな犠牲を払ったにもかかわらず、アルゼンチンの新型コロナの新規感染者数(7日移動平均)は1万人を超える状況が続いており、人口あたりの数字ではブラジルも上回る。足元では通貨安懸念も再燃しており、低迷が続く経済をさらに冷やすことになりそうだ。

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