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米コロナ死者20万人超に 欧州では規制再強化も

(更新)

【ニューヨーク=野村優子】世界で新型コロナウイルスの感染が再拡大してきた。米ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、世界の新規感染者数は13日連続で前日を上回った。気温が下がり感染が広がりやすくなる冬場に向けて警戒感は高まっており、欧州では規制を再強化する動きも広がっている。

米ジョンズ・ホプキンス大学によると、米東部時間22日午後3時(日本時間23日午前4時)時点の世界の累計感染者数は約3142万人、死者数は96万6000人。世界の新規感染者数(7日移動平均)は21日までに13日連続で前日を上回っており、再拡大の兆候が出ている。

感染者数が最多の米国では、新規感染者数(7日移動平均)が9日連続で増加。22日には死者が20万人を突破した。夏季休暇による人の移動の増加や、学校再開が本格化したことが背景にある。米食品医薬品局(FDA)のゴットリーブ元長官は「秋から冬にかけ全米のさらに広い範囲でまん延する可能性が高い」と述べ、冬の到来を控え警戒感が高まっている。

欧州では、感染再拡大を受けて規制を再強化する動きも出ている。フランスとスペインでは9月に入り、1日に約1万人と今春を上回る新規感染者数が確認される日が続く。これを受けてスペインの首都マドリードでは、21日から通勤・通学などを除いて原則外出を禁止。1日あたりの感染者数が4千人を超えた英国は、22日に規制の再強化策を発表し、飲食店の営業時間などを制限する。

世界保健機関(WHO)も、世界の感染再拡大に警鐘を鳴らす。21日、世界の新型コロナウイルスの新規感染者が14~20日の1週間で199万8897人に達したと発表。前週から6%増え、1週間の報告数としては最多になったという。

WHOのまとめでは、同期間の新規感染者はアフリカを除くすべての地域で増加。最も多かったのは米州で全体の38%を占めた。欧州(ロシアやイスラエルなど含む)では前週比で感染者11%増、死者27%増と、地域別の伸び率としてはいずれも最多だった。

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