トランプ氏、26日に最高裁判事指名へ 「若手が候補」

米大統領選
2020/9/21 23:20 (2020/9/22 23:49更新)
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ギンズバーグ米最高裁判事の死亡を受け、首都ワシントンの最高裁前で多くの人が花を手向けた(19日)

ギンズバーグ米最高裁判事の死亡を受け、首都ワシントンの最高裁前で多くの人が花を手向けた(19日)

【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は22日、連邦最高裁判所判事を26日に指名するとツイッターで明らかにした。21日の米FOXニュースのインタビューでは候補を5人に絞り「多くが若い人だ」と述べた。判事は終身制のため若手の保守派を起用し、長年にわたり最高裁の保守支配を固めたい思惑が透ける。

トランプ氏はすでに女性の指名を明言している。判事は大統領が指名し、議会上院の過半数の賛成が得られると承認される。トランプ氏はFOXのインタビューで議会承認の時期をめぐり「(11月の大統領選前に)多くの時間がある」と指摘。選挙前の承認が望ましいとの見方を示唆した。

最高裁判事は死亡するか、辞任しない限り職にとどまることができる。若手を任命すれば長期間にわたって職務を続けられる。候補に名前があがる連邦控訴裁のエイミー・バレット、バーバラ・ラゴア両判事はそれぞれ48歳と52歳。トランプ氏が大統領再選を逃しても最高裁判事が代わることはなく、影響力は数十年続く公算が大きい。

承認手続きを担う上院(定数100)で与党・共和党は53議席を占める。これまでに共和党でスーザン・コリンズ、リサ・マカウスキ両議員が大統領選前の承認を見送るべきだとの立場を表明した。民主党は全員が選挙前の承認に反対するとみられる。

共和党の造反者が計3人となり賛成と反対が同数になれば、上院議長を務めるペンス副大統領の一票で賛否が決まるため判事を承認できる公算が大きい。一方で4人の造反者が出ると承認のハードルが一気に上がる。

リベラル派のルース・ギンズバーグ氏が18日に死亡し、最高裁判事は8人となった。保守派が5人、リベラル派が3人とみられている。トランプ氏がギンズバーグ氏の後任に保守派を充てれば保守派による最高裁支配が固まるとの見方が多い。

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