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米国・欧州株概況

NYダウ一時900ドル安、円は一時104円に 欧州株下落で

2020/9/21 17:35 (2020/9/22 0:27更新)
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21日の米国株式市場では、ダウ工業株30種平均が続落で始まり、前週末比の下げ幅は一時、900ドルを超えた。欧州株が軒並み下げたことがきっかけとなり、米株安と円高が進んだ。円相場は一時、1ドル=104円ちょうどをつけた。投資家はいったんリスク回避に動いている。

米国株市場は欧州株安の流れを引き継ぎ、上場銘柄の8割が下げて始まった。ハイテク株や銀行株の下げが目立つ。欧米での新型コロナウイルスの感染の再拡大や米追加経済対策の成立が遅れるとの懸念が広がった。

巨額のマネーロンダリング(資金洗浄)に複数の世界的な大手銀行が利用されていた疑いが報じられ、米銀大手JPモルガン・チェース株やバンク・オブ・アメリカ株の下落率は前週末比2%を超えた。

株安が広がるきっかけとなった欧州では、ドイツやフランスの株価指数の下落率が4%前後に達した。欧州ではフランスやスペイン、英国など各地で新型コロナの新規感染者数の増加が勢いづいている。英政府の首席科学顧問は21日、対策が取られなければ英国の新規感染者数が10月半ばに1日5万人に膨らむと警告した。

外国為替市場ではリスク回避の円買いが進んだ。円相場は一時104円ちょうどをつけ、3月中旬以来およそ半年ぶりの円高・ドル安水準となった。米国市場が開くと、104円台後半まで売られるなど荒い値動きとなっている。

日本は22日まで連休となるため市場参加者が少なく、通常よりも円相場が振れやすくなっている。9月末の中間決算を控え、国内企業の円買いが入るのも円高圧力を強める要因になっている。米国の金融緩和が長引くとの見方からドルを売る動きも断続的に出ている。

円高が急速に進んだ局面では財務省や金融庁、日銀の幹部が情報交換の会合を通じて市場をけん制してきた。菅義偉政権が16日に発足したばかりで「円高けん制がないなか、投機筋が連休中に円の上値を試しやすくなっている」(クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司氏)との指摘もある。

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