/

男女W杯招致に意欲 森・ラグビー協会会長に聞く

昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕から20日で1年となる。日本ラグビー協会の森重隆会長は日本経済新聞などの取材に応じ、来年から招致が始まる男女のW杯計4大会のいずれかに立候補する可能性を示唆した。

日本ラグビー協会の森重隆会長=(C)JRFU

次のW杯は男子が2023年にフランス、女子は21年にニュージーランドで開かれる。男子の27、31年、女子の25、29年の4大会の招致プロセスは来年2月から段階的に開始。国際統括団体ワールドラグビー(WR)は22年1月に各国協会から正式な立候補を受け付け、同5月に4大会の開催国を決める。

森会長は男子W杯の招致について、私見としながらも意欲を示す。「今の段階では(可能性は)ある。まだ理事会でも話をしていないが(招致が)あるなら手を挙げろよと言いたい。(19年大会が)これだけ成功してWRも日本開催の素晴らしさを知った。またかよ、とは言わないと思う」

日本協会は中長期計画の中で39年までの男子W杯の再招致と、W杯優勝を目標に掲げる。27年大会は有力候補のオーストラリアのほかにロシアも初の開催国に名乗りを上げる。31年大会は米国などが米州での初開催を目指すとの観測がある。

19年W杯アイルランド戦の後半、逆転トライを決める福岡

男子W杯と違い、女子は明確なライバルが見えている状況ではない。森会長は「(この4大会の中では)女子W杯の方が可能性はあるかもしれない。盛り上がるだろうし、25、29年大会を含めて検討しなければいけない」と話す。協会内には「まず女子W杯を開催してから男子の再招致に弾みを付けるのが自然」という声もある。

W杯の招致が成功すれば、建設予定の新秩父宮ラグビー場も会場になりそうだ。神宮外苑地区の再開発に伴い、秩父宮は全面に屋根がついたアリーナ型として移転新築される方向になっている。関係者によると、最短で26年の完成が見込まれる。

日本協会がWRのビル・ボーモント会長と良好な関係を結んでいることも招致の追い風になりそうだ。今年5月の会長選では日本が2票を投じた同氏が激戦を制して再選を果たした。イングランド人の同氏と森会長は現役時代に代表チームの主将として対戦した縁もある。「ボーモントが会長のときは言えるからどんどんPRしようと思う」と森会長は決意を語った。

(谷口誠)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン