国勢調査装う詐欺に注意 預貯金や口座、教えないで

2020/9/19 9:18
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居住地や就業状況を尋ねる5年に1度の「国勢調査」が始まったことに伴い、調査員を装って年収や貯金額を聞き出そうとする虚偽の訪問や電話が増加する恐れがあるとして、消費者庁は注意を呼び掛けている。

国勢調査を装う詐欺に注意を呼び掛ける消費者庁が作成したチラシ(同庁提供)=共同

担当者は「詐欺や強盗の前兆となるアポ電(アポイントメント電話)の可能性もある。本当の調査は預貯金や口座番号などを尋ねない」と話した。不審な問い合わせがあった場合、消費者ホットライン(局番なしの188)への連絡も求めた。

消費者庁は、調査員が携帯する身分証やインターネット上の回答サイト、郵送する際の返送先に関する正しい情報をまとめたチラシを作成し、各自治体に配布した。

国民生活センターによると、2019年10月、近畿地方の女性宅を、国勢調査の調査員を名乗る人物が訪問。女性は「10日後に振り込みがある」と持ち掛けられ、口座番号を教えてしまったという。15年8月にも北陸地方の70代女性から「独り暮らしか、年金が入る金融機関はどこかと尋ねる電話があった」との相談が寄せられている。

国は今回の調査で、新型コロナウイルス対策として調査員との接触を減らすため、郵送やネットでの回答を推奨している。〔共同〕

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