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鑑定官が1人で取り違え 乳児傷害罪の起訴取り消し

滋賀県で昨年9月に乳児の腕にかみつきけがを負わせたとして傷害罪に問われた母親(当時20)の公訴(起訴)が取り消された問題で、県警が母親のものとした歯型は、県警の鑑定官が1人で鑑定し取り違えていたことが19日までに捜査関係者への取材で分かった。

複数の県警幹部が結果を記載した鑑定書の決裁に関わっていたのに誤りに気付かず、鑑定書がそのまま大津地検に送られていたことも判明した。

県警は再発防止に向け、複数の鑑定官で結果に誤りがないかをチェックすることなどを盛り込んだ内部マニュアルを策定する方針。鑑定官らの処分については「監察官室が規定に基づき判断する」としている。

捜査関係者によると、鑑定官は母親を含む複数の関係者から歯型を取り、石こう型を作った。その際、石こう型が本人のものかどうかのチェックを怠り、下の歯型について、母親のものと別の関係者のものを取り違えた。そのことに気付かないまま、歯型と傷痕が「おおむね一致した」とする鑑定書を作成した。

母親は乳児の腕にかみついて全治1週間のけがを負わせたとして昨年秋に傷害容疑で逮捕、同罪で起訴された。今年1月の公判で県警の鑑定官が歯型と傷痕が一致しない可能性があると認め、大津地検が追加で調査、取り違えが判明した。〔共同〕

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