米国務長官、ブラジル訪問 反ベネズエラ姿勢強調

2020/9/19 7:44
保存
共有
印刷
その他

【サンパウロ=外山尚之】ポンペオ米国務長官は18日、ブラジル北部のロライマ州を訪れ、母国から逃れて暮らすベネズエラ人らと面会した。11月の米大統領選を見据え、トランプ政権としてベネズエラのマドゥロ政権と対峙する姿勢を米国内にアピールする狙いとみられる。

スリナムを訪問するポンペオ米国務長官(右)(17日、パラマリボ)=ロイター

ポンペオ氏は17日までに南米の小国ガイアナとスリナムを訪問後、18日にブラジルに到着。同国のアラウジョ外相とも会談した。ポンペオ氏は「さあ、彼(マドゥロ)を追放しよう」と述べ、米国としてベネズエラ政府に外交圧力をかけると強調した。次の訪問先であるコロンビアでも、ベネズエラ情勢について議論する予定だ。

今回の南米訪問ではトランプ政権がベネズエラの独裁政権をはじめとした中南米の反米左派国と対峙する姿勢を内外に示し、大統領選の激戦区であるフロリダ州に住むキューバ系米国人の支持を得る狙いがあるとされる。また、ポンペオ氏はガイアナやスリナムでは民主主義の重要性を強調するなど、地域で存在感を増す中国を意識した発言も目立った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]