NYダウ続落244ドル安 ハイテク株が下げ主導

2020/9/19 5:09 (2020/9/19 6:08更新)
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【NQNニューヨーク=古江敦子】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。前日比244ドル56セント(0.9%)安の2万7657ドル42セントで終えた。スマートフォンのアップルなど主力ハイテク株への売りがやまず、相場を下押しした。追加経済対策の成立が遅れ、景気を冷やしかねないとの懸念も重荷となった。

アップルが3%安、検索サイトのアルファベットやネット通販のアマゾン・ドット・コムは2%前後下げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)を市場の予想通りの内容で通過し、様子見していた投資家がハイテク株売りを再開している。

株価指標面で見た割高感に加え「8月に一段高となり、運用資産に占めるハイテク株の比率が上がりすぎ、持ち高を減らす動きが続いている」(大和キャビタル・マーケッツアメリカのシュナイダー恵子氏)という。

機関投資家が運用の参考とするS&P500種株価指数が、下値支持線とみられた50日移動平均を下回ったのも投資家心理を冷やした。

追加経済対策の規模を巡り、与野党で折り合いが付いていない。成立が遅れれば米景気回復が支えを失うと懸念されている。航空機のボーイングや石油のシェブロンなど景気敏感株の売り材料になった。映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーやアメリカン航空グループなど旅行・レジャー関連も下げた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続落し、前日比116.99ポイント(1.1%)安の1万0793.28と8月中旬以来の安値で終えた。2日につけた過去最高値からの下落率が調整局面入りを意味する10%を再び超えた。

半導体株への売りが目立った。クアルコムが4%安、エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が2%下げた。

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