新型コロナ、米で再び感染増加の兆し 中西部など

2020/9/19 5:05 (2020/9/19 5:13更新)
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ニューヨーク市は学校での授業再開を再び延期した(9日、マスクを着けて登校する児童ら)=AP

ニューヨーク市は学校での授業再開を再び延期した(9日、マスクを着けて登校する児童ら)=AP

【ニューヨーク=吉田圭織】米国で新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加する兆しが出てきた。傾向をみるための7日移動平均では5日連続で増え、17日には約4万4千人に上った。とくにウィスコンシン州など中西部で増加が目立つ。各地で学校や経済活動の再開が進むなかで、感染動向への関心が改めて高まっている。

米ジョンズ・ホプキンス大学の調べによると、米東部時間18日午後3時半(日本時間19日午前4時半)時点の世界の感染者数は約3020万人、死者数は94万7千人になった。最多の米国では感染者数が668万人、死者数は19万8千人だった。米国に次いで感染者数の多いインドのほか、イスラエルやアルゼンチンやスペインでも新規感染者数が増加している。

米国の新規感染者数は一時は減少していたものの、再び増加傾向がみられる。ニューヨーク・タイムズ(NYT)の分析によると、中西部のウィスコンシンやノースダコタ、サウスダコタなど15の州で感染者数が高水準で推移している。20の州では経済再開を停止したり、規制を再び導入したりしている。

ニューヨーク市では感染者数は低水準で推移しているが、21日に予定していた学校の再開を延期した。教員の不足などで安全に再開できないとし、一般の学校での授業再開を29日以降にする。幼稚園入園前の子供や、特別な支援が必要な児童や生徒は当初予定通りに登園・登校を認める。

テキサス州は足元で再び新規感染者が増加しつつある。今夏のピーク時に比べれば落ち着いており、同州のアボット知事は経済活動の再開計画を続ける方針を明らかにした。新型コロナの感染者が入院患者の15%以下となっている地域では21日から店舗やジム、飲食店の収容率を50%から75%まで引き上げる。

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