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小惑星「りゅうぐう」、別タイプの小惑星衝突で誕生か

宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東京大学などは、探査機「はやぶさ2」が試料を採取した小惑星「りゅうぐう」の誕生の仕方を明らかにした。母体になる天体に、異なるタイプの小惑星が数億年前に衝突してできたという。りゅうぐうの地表に、外部からもたらされた可能性が高い岩塊を複数見つけた。

成果は英科学誌「ネイチャー・アストロノミー」に22日掲載される。

りゅうぐうは元になった大きな天体が衝突で破壊され、破片が再び集まってできたと考えられている。詳しいでき方は分かっていなかった。

りゅうぐうは、豊富な炭素のため黒に近い色をする「C型」と呼ばれるタイプの小惑星だ。はやぶさ2の観測から、地表に明るい色の岩塊が多数見つかった。岩塊の色を詳しく調べると一部はケイ素を含む鉱物で、りゅうぐうの主成分と異なることが分かった。

数億年前に、C型の天体にケイ素を多く含む「S型」の小惑星が衝突し、その破片が集まってりゅうぐうが誕生したと考えられるという。

はやぶさ2は12月、りゅうぐうの石や砂が入ったカプセルを地球に届ける予定だ。東大の杉田精司教授は「理論的に予想されていた出来事を具体的な証拠で確認できた。持ち帰った試料の分析も楽しみだ」と話す。

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